凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

サクッとつぶやく

 

《本質に迫る》

 

物事はとかく表面的な事や一部分の切り取りで判断・評価されがちです。

【その行動の、表現の根っこにあるものは何なのか】の視点が実に見落とされやすい。

でも本当はその根っこ・本質が大事なんですけどね。

 

一見、「態度が悪い」と(そりゃ悪いより良い方がいいに決まっていますが)一刀両断されることがあります。

大抵それで終わってしまう。

でもそれが本当の問題なのでしょうか?

その行為自体はよろしくもないし、注意はされても仕方のないことですが、問題の本質はそこではない様に思います。

 

なんでそういう態度をとるのか

どうしてそういう行為(行動)をするのか

 

そこに注視しなければいくら「態度が悪い」と注意したところで何も変わらない、むしろ状況は悪化するかと。

 

表面的なことに囚われず真因深層に目を向けられることができれば、人と人との関係性はムダに問題をこじらせることはないのでは?と思う今日この頃です。

 

 

凛子

 

 

 

今週のコトバ

 

すべてが完全に準備される瞬間を待つというのであれば、

何も始めることはできないだろう。

 

 by ツルゲーネフ(ロシアの小説家)

 

環境が、状況が整えられた状態で物事をスタートさせることができれば、こんなに恵まれたことはありません。

自分が思うほど・考えていたほど整えられた環境はそんなに多くはありません。

 

「こうなっていれば」

「こうであるはず・べき」

言うことは簡単。そう言って何かが変わるならもっと世の中生きやすくなっていることでしょう。

 

自分の思うようにいかないのが現実。

相手や環境に不満だらけで苦しむのは自分です。

 

とりあえずやってみる

やってみて修正をする

 

そうしながら自分が置かれた環境・状況は整えられていくものです。

 

凛子

 

 

 

 

サクッとつぶやく

 

《スキルは二の次》

 

新年度になり新卒や中途採用の新入社員を迎えている真っ最中だと思います。

新しい環境で緊張の中学ぶことは多く、一方でまだ未熟故に出来ることも限られ周囲の反応に敏感になっていることでしょう。

 

新人さんから

「何もできないので皆さんにご迷惑をおかけして…」といわれますが。

そういうことは言わなくてよろしい。と返します。

ご迷惑も何もできなくて当たり前なんですから。

すべてはこれからのことです。

入職して間もない人にあれこれ期待するほうが???な気がします。

 

ほんとうに迷惑だと思うのであれば、教えてもらうこと学ぶことを行動で示せばよいだけのことです。

知識も技術もその人が本気で身に着けようとすれば、少しづつ実を結びます。

楽して身に付く仕事などありません。

 

学ぶ意欲

次に生かす修正力

自分のためだけではなく誰かのためにする

その気持ちがあれば

スキルは十分回収可能です。

 

凛子

 

 

 

 

 

今週のコトバ

 

いるべき人といると、

物事が上手く進み出すわ。

なぜなら、その人はアナタの力になりたいと思って行動してるから。

一方で、本当は自分のことばかり考えている人といると、

物事が上手く進まなくなる。

アナタのことを考えて行動していないからよ。

 

 by 精神科医Tommy

 

一つの組織内で複数人で業務にあたるときにあてはまるコトバだと痛感します。

フォローやサポートがどれだけ生産性に繋がることか。

独りで行うより誰かの手助けがあれば、相手への負担も減るというもの。

時々、独りで必死になっているのに周囲は知らんぷりな場面を見かけます。

困った時はお互い様、そこに自分の損得は排除しましょ。

『自分が面倒臭いから』という理由で手をこまねいていれば、遅かれ早かれそれは自分に返ってくるものです。

【因果応報】ってやつです。

物事が上手くいかない時には、一度周囲の人たちとの関係性を見直してみるのもよいかもしれません。

 

凛子

 

 

今週のコトバ

 

人の評価は、他の人たちの意見よりも、

その人が他の人たちについてどのように言っているのかでより分かるものです。

 

 by オードリーヘップバーン

 

一般的に評価は他者からの意見に基づいてくだされるものです。

それも評価の一つです。

仕事に対する評価や評判などがそれにあたります。

目の前の人に対して公私に関わらず評価するとしたら…

それはその人が発する『コトバ』です。

 

どういう言葉を使い

どういう風に語り

どう評価しているのか

 

それはその人が【どういう人であるか】を

自分を【私はこういう人間です】と言っているのと同じこと。

自ら発する言葉で自らの評価を上げも下げもしてしているわけです。

評価のために言葉を選ぶ人なんぞそうそういませんから、大抵の言葉はその人の思いからでているもの。

言葉はその人をあらわしているのです。

 

凛子

 

 

 

 

 

 

 

 

サクッとつぶやく

 

《慣れの先にあるもの》

 

新しい環境に慣れる

仕事に慣れる…

 

間もなくそんな季節が到来します。

迎える側もできるだけ【慣れる】ようにサポート体制も整えていることでしょう。

 

慣れることはもちろんとても大切なことなのですが、

それが【当り前】の域に入ると問題も出てくるのが現実。

 

当たり前の状況はそこにいる人たちにとっては慣れ親しんだ環境・システムだったりするのですが、仮にそこに問題が発生していても、目が・耳が・思考がその問題に気づけないことも少なくはありません。

 

汚れている環境に目が心が慣れてしまっていては『掃除をする』ことを億劫がります。

それが【普通】の光景だから。

 

やりずらいシステムに慣れてしまい効率化や生産性に影響したり。

それが【普通】の作業だから。

 

これは危険なサインです。

組織の根っこに何か問題が潜んでいるはず。

でも渦中の人達は気づけないでいる。

そんな時に外から来た人は違和感を覚えています。

それは肌感で感じるもの。

あながち間違ってはいないものです。

 

組織が慣れ過ぎてしまうと

何か貴重なものも失うような気がしてなりません。

 

凛子

 

 

今週のコトバ

 

幸せかどうかは、

自分次第である。

 

 by アリストテレス

 

『ものは考えよう』と世間では言われています。

物事の捉え方ひとつで自分の気持ちが前に向くか、後退するかが分かれます。

 

よくいわれるのは

「物事を多角的にみよ」と。

 

ただ一つの面だけじーっと見続けて埒があかなかったり悶々とするよりも、

その立ち位置を変えて真正面だけではなく横から斜めから上下様々な角度から見て考えて選択肢を広げてゆく。

 

そうしてみることで

自分を自分でコントロールできるように思います。

限られた一面だけに囚われず視野を広げることで気づかなかったことが分かれば気持ちは少し楽になるはずです。

 

思考

選択

行動

これらは自分の責任ですから。

 

凛子