思ったとおりにはならないが
やったとおりにはなる
by 荒良寛(天台宗僧侶)
これ以外の何がありましょう?
これがすべて。
今があるのはやったとおりのこと。
いくら思っていても
それが実際の行動にならなければ説得力もあるはずもなく。
やったことが(行動が)その人を、人となりを示している紛れもない事実。
人の信頼もその人の【やったこと】から判断されます。
口から発する言葉よりその人の行動をみていれば、いやでも分かるのです。
気を付けましょう。
凛子
《職場はドライな方がいい》
よく言われるのは
職場は仕事に来るところで友達を作りに来るところではないということ。
至極その通りです。
求人でも『仲のよい職場です』と謳っている所もあり、人間関係で嫌な思いをした人には魅力的な言葉です。
が、しかし…
仕事をするところに求めるのは仲の良さが全てではありません。
そこでは組織の目的を遂行・目標を達成するために各自が持てるスキルを提供することが求められているのです。
これ意外とご存じでないスタッフは多いです。
『仲良いことは美しきかな』だけでは業務は遂行できません。
気が合わない人やどうしても仲良くなれない人がいて【ある意味当然のこと】と思って欲しいものですし、組織の長もそれを従業員に教えませんと。
社会とはそういうものです。
自分と性格や考え方が真逆の人もおりましょう。
それは補完の関係性なのでお互い様です。
仕事のスピードが異なる人もおりましょう。
超マイペースな人に時に苛立つこともあるでしょう。
でもやるべきことをきちんと果たしていれば大きな問題はないのでは?
どこかでその人に助けてもらっていることも気づかぬまま一日が終わっていることもあったりします。
人間関係お互い様々です。
自分と同じか気の合う人だらけの組織はそれはそれで別の問題があるというもの。
何の問題もない所なんてどこにもないんです。
色々な人がいるからこそ、対人関係で自分が大人になる成長の機会でもあるのです。
社会で、もまれてなんぼ。
昭和の人間はついそう思ってしまいます。
凛子
SNSのあちらこちらで目にするコトバ。
出所は諸説あるようですが多くの人がこの言葉に共感と共有をしていることが伺えます。
何を話すかが【知性】
何を話さないかが【品性】
どう伝えるかが【人間性】
本当に。
同感と共感しかございません。
人を相手にする仕事で特に『長』と役の付く立場の人やこれからその役職に就く人たちは、先ずはこれを学ぶことを必須にした方がよいのでは?と常々考えます。
人間感情の生き物ですから時に失礼や失言失態ありましょう。聖人君子なお方もそうそうにお目にかかれるものでもございません。
が、しかしだからと言って考えなしの言動は到底周囲は受け入れやすいものとは言えず。
ただ難しいのは当のご本人は決して考えなしではないと思っているということ。
その人なりのロジックで発しているから。
だから厄介な問題です。
人に説明をするときに大切なのは相手の状況を理解して話すこと。
話していて困惑した表情ならばその伝え方に修正が必要な証拠。
それを無視してこちらの言いたいことを滔々と話し続ければ伝わるわけもなく。
言い方にも注意が必要。
否定や批判めいたワードを多用していては聞いていて不快極まりないもの。
感情的に声を荒げるなどもってのほか!
何のために聞かされているのか理解に苦しむだけで信頼関係は構築されるはずもなく。
せっかくならば、相手が聞き入れやすい理解しやすい言葉をチョイスしたいものです。

伝え方って実に大切で重要なもの。
同じ内容でも言い方・伝え方で相手の反応は真逆にもなり得ます。
承諾しかねていた案件も検討の余地ができたり、交渉が成立する結果にもなり得ます。
『何を話すか』
『何を話さないか』
『どう伝えるか』
これは究極のコミュニケーションスキルです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子
《修正力》
人の成長には、『ミスに対する考え方と修正力』が大きくかかわるのではと考えます。
ミス=悪いと捉えると、如何にミスをしないかがどうしても前にでるので「言われないように」と指示待ちや消極的な行動に終始しがち。【今】が滞りなく無難に終わればよしという感じです。
ミス=成功成長へのヒントと捉えると、たとえミスをしても「何が、どこが悪かったのか」「どうしたら次はうまくいくのか」と頭の中では【次】を見据えて行動します。
そうした修正力は必ず次に繋がり、それを繰り返すことで初歩的なミスは減り仕事の精度が上がり質の良い仕事が出来るようになります。
質の良い仕事が出来るようになれば周囲からの信頼度はあがります。
ミスは修正できさえすれば、何の問題もないこと。
ミスに対する考え方は本人だけでなく周囲も『どう捉えるか捉えているか』も重要です。
凛子
《先読み・先回り》
仕事をする上で先読みが出来るか否かは生産性に大きく関わります。
元々その資質を持っている人もおりますがそれは希少。
ただ、資質はなくても本人のやる気次第で訓練と経験で培うことは十分可能なこと。
言われたことをその都度やっていれば、ミスも最低限で済みますし楽なもの。
それも一つですが、それだけでは一つの組織の中の成果も決して高いものとは言い難く。
成果を最大限やそれに近いものを出し続けるには、それ以上の働きが必要です。
常々仕事は体(指示待ち)だけではなく頭(常に考える)も使ってするようにと教えています。
次に何をするのかは大抵パターンが決まっているので、その前に準備や都度片付けをすれば効率的に進めることができます。
もちろん、イレギュラーな対応も求められます。
その時こそ、先読み先回りが功を奏します。
ただ指示されるまで待つのと次に起こりうることを想像しながら動くのでは評価も大いに異なるものです。
先読み・先回りができるようになるには日ごろの業務に如何に興味と関心があるかにも差が出るように感じます。
指示待ちが悪いわけではありませんが、全体のパフォーマンス向上には【先を読む】スキルを身に着けさせるのがよいのではと考えます。
凛子
成功とは
失敗を重ねても
やる気を失わないでいられる才能である。
by ウインストン・チャーチル(英国の政治家)
失敗という言葉や表現は一見宜しくない、ネガティブなイメージが先行しますが、これ捉え方次第かと。
一度失敗をすると、人生ツンダぐらいに思う人や絶望にさいなまれる人もいるようですがとんでもないこと。
人生失敗の方が多い気もいたします。
大切なのは
『失敗しないこと』ではなく
『失敗からどう学ぶか学べるか』。
これでしょ。
失敗そのものに囚われてしまえばやる気スイッチのありかさえ見つけることはできませんでしょう。
どうして失敗していまったのか・次はどうしたらよいのか考えられたら「次は頑張ろう」って思えるものです。
失敗を重ねて重ねて人は成功するのではないかと考えます。
失敗は悪でも恥でもないのですから。
凛子
《改善は違和感から》
「このやり方やりにくい」
「なんかムダが多い(気がする)…」
明確に言語化出来ずとも何となく肌感で感じることってあります。
気のせいだとか、そう感じるのは自分だけ?と考え、何事もなかったかのように自分の中で違和感や多少の不自由を感じながら業務にあたることも。
実はそれ
改善のヒントそのもの。
改善は問題点や不満を見つけてよりよい状態に変えること。
改善なくして健全な組織運営はないと個人的には考えます。
改善のない組織は
見えない何かにコントロールされていたり
旧態依然とした組織文化が色濃かったり
新しい人が馴染みにくい空気を醸していたり。
そんなことでは決してより良い状態とは言えません。
時に感じた違和感を声にだしてみると否定や批判を浴びるというところもあるようで。
そうなると
せっかくの貴重な声は『言ってもムダ』状態になり組織の新陳代謝もないままです。
残るのは働きにくさと古株さんのみ。
あなたの感じた違和感・肌感が埋もれませんように。
凛子