凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

今週のコトバ

 

仕事ができるかどうかなんて

気にしている人はほとんどいません。

愛想がよくて、よく気がついて、

時々お土産をくれる人が好きなんです。

 

 by 秋田 道夫

 

仕事が出来るに越したことはありませんが

仏頂面で、いつもイライラしていたり、機嫌が悪い人ならば

仕事が出来ても一緒に働くとなると微妙です。

 

本当に仕事がデキル人は

感情の波が穏やかで

相手がどう感じるかを配慮して

周囲を不安にさせない言動に努めることができる人なのでは?

 

凛子

 

 

 

サクッとつぶやく

 

《礼節をわきまえる》

 

礼節:礼儀と節度

礼儀:人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式

   マナーと呼ばれるもの

節度:言行などが度を越さず、適度であること・ちょうどよい程度

 

社会に出ると、もちろん礼儀は大前提として大切なものですが

それ以上に節度も大切な気がしています。

 

礼儀だけでは単なる形や型にとどまりがちです。

どこか『心』が置いて行かれているという…

 

マナー講座などでは笑顔の練習、お辞儀の角度や物の渡し方などを学びはしますが、

それが形だけで終わってしまえば相手に与える印象は想像に易し。

 

節度は相手や状況に合わせた失礼や無礼にあたらない『ちょうどよい状態』を作り出すと考えます。

 

相手に合わせる・状況に合わせることって敬意がなければ難しい。

良い関係性・心地よい雰囲気は礼儀と節度のバランスではないでしょうか?

 

凛子

 

 

 

 

 

今週のコトバ

 

大切なのは

「今持っているモノ」で仕事をすることです。

新しいモノに興味を持ったとしても、

「持っていたらもっと良いのに」と思って

今の仕事をしないことです。

 

 by 秋田 道夫

 

「これがあったら」とか

「あれがない」とか思うことは誰にでもあります。

もちろん、それらがあれば作業効率が向上することもあるかもしれません。

 

しかしながら、そんなことをその都度対応できる組織は稀ですし

仮にそれを続けていたら室内は物で溢れ、結局いつの間にか使用されることなく埋もれていくものです。

 

無いものを渇望しながら仕事をするってすごくムダなエネルギーを使う気がします。

もったいない・・・

 

経験上、「あれを・これを」と無いものを求める傾向が強い人は自分の足りない所を周囲のせいにする傾向があるように感じます。

 

『今の自分は環境が整っていないからだ』と言わんばかりに。

違うのよ、そうではないんです。

 

今あるもので、今の環境でまずは出来ること考えてみることを強くお勧めいたします。

そうすることで、自分の頭を使って工夫できるんです。

見方・考え方を柔軟に対応させられるのです。

それが環境に順応する早道です。

 

道具が、環境が自分のパフォーマンスを上げることもあるけれど、

決してそれが全てではないのです。

 

凛子

 

 

 

今週のコトバ

 

人生には

試合に勝つことや負けることよりも

重要なことがある。

 

 by リオネル・メッシ(アルゼンチンのサッカー選手)

 

直接的な試合ではなくても

物事を『勝ち負け』の視点で判断したり、進めていく人たちがいらっしゃいます。

それは一つの生き方・考え方なのですが・・・

 

大抵、そこには何かしらの力関係の構図が出来上がり

時に感情が高ぶるままに高圧的な言動、

立場や権力の乱用にまで及ぶこともあります。

 

そういう場面に幾度となく出くわしてきました。

心苦しく居たたまれない非常に不快感を味わうものです。

 

力や立場で相手をコントロールしたり、

その力関係故に少しでも利を得ようとする人も少なくはありません。

しかしながら

そういう関係性は決して長くは続かないものです。

双方に何かしらのメリットがあるなら別でしょうが。

 

win‐winの関係は決して勝ち負けではないはず。

相手に敬意を払い

それを感じ

互いを信頼してはじめて良好な関係ができるものです。

良好な関係性は平和に物事が進みます。

それは、周囲の人にも心理的な安全をもたらすものです。

 

人生勝ち負けや優劣だけでは得られないものはたくさんあるはずです。

 

凛子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年もよろしくお願い申し上げます。

 

年明け早々、国内でも心痛む出来事が続きました。

今年はどんな一年が待っていることでしょう。

 

変えなければならないこと・もの

変わらないこと・もの

この二つのバランスを取ること

 

見方(視点)をかえること

柔軟性をもつこと

 

引き続き【組織】に向き合うテーマです。

 

如何に働く人が心理的安全が確保される環境が必要なのか

これからも考え続けていきます。

 

結果ありきよりも

プロセスを大切にすることで結果が出る事は経験上明らかです。

少しでもそれが伝わるよう不定期ではありますが、綴ることは続けていきたいと考えます。

ご興味がございましたらまた覗いてみてください。

 

凛子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年のご挨拶

 

今年も相も変わらない拙いブログをお読みいただきありがとうございました。

 

約三年になりますが、やはり歯科医院と言う組織の問題の根は何も真新しいものではなかったと痛感します。

 

自分のアプローチの方法は未だ模索中ではありますが、もう少し規模を広げていけたらと考えています。

 

採用市場もほんの数年前とは状況が大きく変わってきていると肌で感じます。

少しでも働きやすい環境を

院長が一人で問題を抱えずに済む環境を作るために何かお手伝いができればと来年に思いを馳せて・・・

 

今年もありがとうございました。

お嫌でなければまた来年覗いてみてください。

 

凛子

 

今週のコトバ

 

あなたがどれだけ親身になってくれるかを知るまでは、

あなたにどれだけの知識があろうとも誰も気にかけないものだ。

 

 by セオドア・ルーズベルト(米国第26代大統領)

 

どれだけ知識が豊富で頭の回転がよくても、

他人に対して無礼や非礼・失礼な言動が常日頃であれば

周囲の人は心穏やかではありません。

 

一方で、

一見不器用であったり、弁が立つわけではないけれど、

他人に対して気遣いや配慮のある言動が多い人は自ずと周囲との距離感も縮み信頼や安心を得ることが出来ます。

 

どれだけ頭が良くても

それが相手に対して活かされることがなければ

周囲の人は気にも留めない存在のようですよ。

 

人は自分に対して親切や気遣いを示してくれた人には初対面であろうと印象は深く刻まれるものです。

その逆も然り。

そうであれば、

自分の言動は他人に対して失礼のないものを心掛けた方がいいに決まっています。

 

凛子