得意淡然(とくいたんぜん)
失意泰然(しついたいぜん)
by 崔 後渠 『六然』より
物事がうまくいっている時はおごらずに、淡々と
物事がうまくいかない時は焦ったり落ち込んだりせずに、ゆったりと構えよ
という意味だそうです。
物事が順調だったり思った以上の結果が出たりすると、とかく浮かれがち。
一転、状況が思わしくないと、焦りからイライラしたり騒ぎ立てるもの。
どうしようもない時って人生の中では何かしら誰にでもあるわけで。
そんなことにいちいち反応していては体がもちません。
イラついたり、騒ぐ元気があるならば、うまく行かない原因を冷静に考えた方がどれだけ建設的な事か。
不測の事態は、予め日ごろから何かしらの手を打つ準備が出来ていれば、大抵は不測にはならないもの。
淡然と泰然、心得たいものです。
凛子