『仕事は楽しく』出来たら言うことはありません。
全ての仕事が決して楽しいわけではなく、しんどかったり大変なことも当然あります。
しかしながら、仕事が楽しいと思える人は、大変ながらも総じて楽しいと感じることが出来る人です。
同じ【楽】という字でも【楽しい】と【楽をする】では意味が全く異なります。
楽な仕事と楽しい仕事は必ずしも一致はしないもの。
楽して楽しいと感じることが出来るのはジコチューなお方だけ。
あなたはどちらの仕事をお望みですか?
楽な仕事。
これが全て悪いとは申しませぬが。
【楽】を調べるとたやすい、簡単なこととありました。
人は、楽に流れる・サボり癖のある生き物なので、隙あらば楽をしたいのが人の常。
よく「同じ給料なのにあの人はちっとも働かないんだもん」と耳にします。
確かにこういう人、大抵どこの組織にも存在はするもの。
よく言えば(よく?)省エネと言いますか、給料ドロボー的な。
残念ながら、この手の人達に「ちゃんと働いて!」って言ったところでの話です。
必要最低限の仕事をしてくれていればまだよいのですが、そういう人たちは静かに放っておきましょう。
その人を雇ったのはあなたではないのですから。
楽しい仕事。
そんな人たちを尻目に、
いかに効率よくであったり、
質の良い仕事であったり、
さらなる向上をと、
いろいろ考えたり他のスタッフとアイデアを出し合って試行錯誤しながら
仕事をしている人たちは、傍から見ていて楽しそうです。(御当人達はそれどころではないのでしょうが)
それを、実際達成できた時の嬉しい顔、反省しながらも満足している様子を見ていると
こちらまで、嬉しくなります。
そういう、組織・職場は活気があります。
楽が好きな人が多い組織は正直、覇気がありません。
妙にネガティブな結束力はあるのですが。
こうして組織の・職場の雰囲気は形成されていきます。
よい雰囲気の所は居心地がよく、人が集まる所となり
その組織は安定しています。
一方、
雰囲気の良くない所ではくすぶった空気が停滞し、来た人はそれを察知し、
その後の動向を見極めます。
こうして人の流動が多く、組織は落ち着きません。
昭和ど真ん中の私としては
「楽して仕事が出来ると思うな!」
と言いたくなっちゃうのですが、
これは
「楽をして給料を貰えると思うな」と
「楽をして仕事ができる人になると思うな」の二つの意味を込めて言わせて
いただきたく。
仕事を楽しめる人こそが、仕事ができるようになるのですよねぇ。
楽をする人は受動
楽しむ人は能動
この差は大きいと楽しんで仕事をしている人たちを観てきて思うことです。
楽しみの先には楽を好む人が決して見れない景色があるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子