【それは誰のため?】
日々の診療・各業務の中で時折、
「これってなんで自分がやらなければいけないんだろう?」
と、頭によぎった、よぎりながら仕事をする経験はありませんか?
もし、そのように感じたら次のワードを思い出してください。
【すべては患者さん(様)のため】
この言葉は決して真新しいものではなく、名だたる講師の先生方やセミナー等で聞く言葉です。
ただ、日々の忙しい診療・業務にながされてしまい、いつの間にかこれが薄れ、忘れ去られてしまい、本質が、目的が、意義が、見逃されがちになっているのが現状です。
いっけん、この仕事・作業に何の意味があるのかと思うこともあるでしょう。
なんでトイレ掃除いつもわたしたちなの?
こういう仕事いつも私に回ってくるけど他にも人がいるじゃない?
掃除そうじってうるさい!
こういうこと挙げたらキリがない(笑)。
そう
わたしたちばかりかもしれないけれど、
大変な仕事はあなたに負担がかかってしまうかもしれないけれど、
口うるさく言われると気が萎えるかもしれないけれど、
それもこれも、
〈あなた〉や〈自分の〉ではなく、その先、向こうにいる医院に通ってくださる一人ひとりの〈患者さん〉のため。
あなたのその貴重な働きはすべてそこにつながる…
ということは、忘れないでいてほしいです。
(もちろん、システムの不備で作業に極端な偏りがある場合は別です)
日々、自分が担当する業務のベースに【すべては患者さんのため】という想いのある無しで、その作業一つ一つに大きな差が生じていると実感しています。
そして何よりも、それを感じているのはまぎれもない、あなたに向き合う患者さん自身であること。
これを、頭の片隅に留め置いてくださるとうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子