目的と目標の違いを聞かれたら答えられますか?
うーん…
なんか漠然としています
頭の中にもやがかかっていて、わかるようなわからないような。
では、さっそく調べましょうね自分で。
ほとんどの方が、漠然としたままこの言葉を理解したつもりになって日々、
業務にあたっているように感じます。
そう
わかってるつもり
だから、目標の達成がなかなか難しい。
そうなると、目的の実現はもっと難しい。
では改めて。
目的:実現しようとして目指す事柄、最終的に目指す事柄
目的は最終的なもの。
目指す姿→最終的なものなので不変。変わらないもの。
目標:行動を進めるにあたって、実現・達成を目指す水準
目標は過程。
目的を果たすための手段→数値・なすべき状態 目的達成のための具体的な要素。変動がある。
これ、あるあるなのですが
目標がいつの間にか目的になってしまうんですよねぇ…
特に数値化されていると。
数字を達成するために必死になって「何か」を忘れてしまいがち。
もちろん、
数値達成は努力目標だけど、それは、物事の一部であってそれがすべてではない。
忘れてしまいがちな「何か」が大切。
私たちの仕事は歯科医療。
痛みや、不自由、不安を抱えて来院される患者さん(様)のその原因を取り除き、
痛みや不自由や不安がない健康な状態を患者さん(様)自身と医院双方で維持し、管理することですよね。
その最終目的に導くために、出来ることは何か?という具体策が目標なのです。
目標の先には目的があるのです。
目標達成がゴールではないの。
この、目的を理解できていないと
どうしても目先の目標にとらわれてしまい、
いわゆる
目標疲れに陥りやすい。
最終的なゴール地点は目的です。
目標はそこに向かうための、一つの過程にすぎないので。
あなたが働いている医院の目的は何か?院長先生に是非お聞きになってみて。
それからです。具体的な目標は何か?を考えるのは。
院長とスタッフみんなで、自分達にできることは何か、日々の診療に照らし合わせて検討することをお勧めします。
目標ありきな組織は大抵、皆が疲弊します。
まずは、目的と意義(何のために・誰のために)を再確認してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子