《節約・倹約とケチは異なる》
歯科業務において使用する消耗品は数多くあります。
印象材・石膏・セメント類などは最たるもので
適量がわからないと余りが多くなり、ムダになってしまいます。
そのムダをかき集めると一回分の印象に使えたりするわけで。
もったいない…
ムダを出さないためにも節約はとても大切です。
時に、この節約をケチと混同してしまうことが。
節約・倹約とは:無駄な出費・浪費を抑えること
対して
ケチとは:必要な出費を削り、出し渋ること
です。
この二つは全く意味が異なります。
ケチの場合、お金を出す人の価値観が如実に表れます。
大抵、他の人には必要と感じていても
ケチな人には必要と感じていない場合
「要らない」となるわけです。
よく
『うちの院長ケチでさぁ』と仲間内で話すことがありますが、
スタッフにとっての必要と院長にとっての必要にギャップがあるわけです。
確かにお金は限りがありますし、
湧き水のように延々と好き放題使える訳ではありません。
節約は心掛けたいものですが、
本来必要とするものに支払いを渋ることは周りの人にとっては
あまり気持ちの良いものではありません。
ケチな人の周りには人が寄ってこないのでご注意を。
同じムダにお金を出さないようにするなら
ケチより節約・倹約をしたいものです。
凛子