凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

サクッとつぶやく

 

《言葉を選ぶ》

 

 

言い方はとても大事だと思います。

 

特に治療中は。

 

スタッフに対しての物言いなので、

多少乱暴であったり、普段の物言いになるのは分からなくもないのですが

その言葉をすべて、患者さん(様)も一緒に聞いているということは忘れないでほしいです。

 

というか、

忘れてるでしょ‼忘れているよね?って言いたいドクターが意外と多いこと…

情けない、あぁ情けない。情けないったらありゃしない。

 

たとえ話す相手が傍らにいるスタッフに対してであっても

三者がそこにいる、近くにいるという緊張感をもっていただきたく。

 

「仕方がない」とか

「意味がない」とか

「それじゃダメ」とか

「なにやってるの」とか

「分かっているの?覚えてないでしょ」とか…

 

チェアサイドでのネガティブだったり、否定的な物言いは

患者さん(様)が【聞かされて】気持ちのよいものだろうか?

 

のちに一転、

患者さん(様)には丁寧な物言いをしたところで

先ほどの乱暴な・雑な言い方が帳消しにされるということはなく

 

むしろ、

人によって言い方を変えているという

マイナスのイメージ・評価を自ら与えてしまっているのです。

 

そういうことお気づきかしら?

いや、お気づきではないよね…

 

私的な話で申し訳ありませんが

その昔、紹介された名の知れた病院で診察を受け

一旦診察室を出たところで待つように言われ、待っていると

診察室から担当医と看護師の方が私の話をしているのがきこえました。

今でいうところの【ディスる】内容がまる聞こえです。

 

それ以来、

患者さん(様)のいる所での会話は細心を払おうと今に至ります。

 

聞きたくないこと

聞かなくてもよいことを

聞かされることほど嫌なこと・辛いことはありません。

 

治療が終わり送り出した患者さん(様)のことをドクター、スタッフで話すことがありますが、ユニットで待っておられる次の予約患者さん(様)や、並行して診ている他の患者さん(様)にも聞こえているのですよねぇ。

 

なので、

 

話す言葉は

誰に話すにせよ

話し方を患者さん(様)に話すつもりで同じように話しておればよいのです。

 

誰が聞いても

問題のない言葉遣いで話す習慣にしたら誰にも失礼にならないのではないかと考えます。

 

同じ話をするのに

言い方が異なるだけで周囲に与える影響は雲泥の差です。

 

凛子