《自分語りをしない》
「昔はこうだった」
「自分達の頃はこうだった」
「俺なら・私なら…」
これらを『自分語り』というのだそうです。
なるほど、勉強になります。
いつの時代も新人に仕事を教える時に、つい、こういう事を言ってしまいがち。
現代社会では自分語りをしながら教える事は御法度だそうです。
ついつい相手と自分を同列に考えてしまいがちです。
客観視すれば、相手は自分ではないので(当たり前ですが)必ずしも同じ見方や考え方をするわけではないですし。
過去にも新人に教えている時に、説明する都度ひと言コメント添えてくる新人がおりました。
「とりあえず黙って聞いてくれるかな」的な事を言ってしまいましたが、今考えたらそれも自分語りの類だったのかも。
「自分なら一通り聞いてから、分からないことや何か有れば発言する」という事が普通で当たり前の時代に育ってきたので、ついイラ〜っとしてしまいました。
昔はそんな事だらけです、若気の至りで許してもらえるのでしょうか…
もちろん、修正が必要であれば然るべきタイミングで、指導しなければいけません。
今は昔よりも、はるかに教える側にスキルと忍耐が求められます。
自分達の当たり前が当たり前でなくなってきています。
いつまでも過去のやり方では時代においてけぼりです。
変えられるもの
変えなければならないもの
変えてはいけないもの
これらの見極めが必要です。
凛子