《先に教える》
新人さんに色々教える時にありがちなのは、
「教えたつもり」の教育・指導者(先輩)と
「(まだ)教えてもらってない」の新人サイドとのギャップ。
先輩が自ら経験している事を踏まえて、予め起こり得る事も先に伝えておけば、良いのになと思うこと多々。
まだ教えてもらっていない
教えてもらっていても、さしてまだできはしない。
こういう状況下での間違った行動や理解に対して、頭ごなしな注意や叱責は違うと思います。
でもこれよくあるんだなぁ。
「だったら先に教えてくれたらいいのに…」
「やったことないのにいきなり怒られても…」
教えを受ける側が感じること。
【とりあえず】やらせて、足らないところを指摘するよりも、
先につまずきの元を取り除き、小さな成功体験を積み重ねて自信にさせる。
その方が、双方のストレスが軽減されやしませんか?
新人さん達は新しい環境や業務に慣れるまで毎日が緊張の連続です。
時に、いわれのない注意や叱責は誰にとっても辛いものです。
大抵は釈明をするので、それを「言い訳」と捉え「反抗的だ」等とネガティブなバイアスがかかってしまうことも。
一見、すぐに仕事が出来るようになると途端に一人で任せて放置。
そういう時に、ちょっと違うこと・足らないことがあると注意や指摘の嵐。
それならフォローしてあげようよって思います。
要らぬミスや失敗を防ぐため、可能な限り先に教えましょう。
先に伝えましょう。
そうすれば、予め考え、構えて対処ができるというもの。
備え(先に教える)あれば憂い(しなくてよいミス)なしです。
凛子