《あなたのためだから?》
経験のある先輩や上司にあたる人が新人や後輩に教える時に
「あなたの為を思って言うんだけど」的な言い回し。
昭和の世代にはさほど抵抗もないのでしょうが、
これ、意外に受け入れ難いこと。
大抵は良くも悪くも自身のこれまでの経験を踏まえて語られています。
しかしながら、それがすべての人に当てはまるかは微妙。
あくまでも語ったその人の経験や捉え方・感じ方。
【その人にとって】の良し悪し。
だからこそ、
「あなたの為」というちょっぴり恩着せがましいフレーズはお使いにならない方がよろしいのではないかと。
他人はあくまでも他人。
当たり前ですが。
自分と他人を同一化しないことです。
「俺だったら」「私なら」という自分基準で他人や物事を見ていると
周囲との温度差はどんどん広がるばかりです。
凛子