《脅さない》
コミュニケーションの大前提として【否定・批判をしない】と言われています。
そりゃそうだ。
確かにそんなことしまくっていれば、瞬時にその関係は崩壊です。
恐れや不安から不信に繋がっていくわけです。
個人的にはそれにプラスして【脅さない】ことも大切なのではと。
親が子供に
「○○しないと△△できないよ」とか
「そんなことしていたら○○になっちゃうよ」とか
歯科であれば
「ちゃんと手入れをしなければ入れ歯になっちゃいますよ」
「甘いものばかり食べているとまた虫歯になっちゃうよ」
無意識でしょうが、様々なシーンで脅し文句が使われています。
でも、これその場しのぎでしかないのと、
言われた側の心情を考えると「それでいいのかな」っていつも感じています。
本当に相手に行動変容させたい・してもらいたいのであれば、なにもわざわざ脅さなくてもよろしいのでは?
昔は、それでも許容されたことでしょう。
しかし、今は受け手側の心情に配慮した物言いが求められる時代です。
脅されて有難いと感じる人は皆無とは言いませんが決して多数ではないはず。
相手に変化を求めるのであれば、
理詰める必要はないけれど、『なぜ・どうして』を伝えればよいのでは?
それが相手に伝われば、変容は十分期待できるのです。
凛子