《慣れの先にあるもの》
新しい環境に慣れる
仕事に慣れる…
間もなくそんな季節が到来します。
迎える側もできるだけ【慣れる】ようにサポート体制も整えていることでしょう。
慣れることはもちろんとても大切なことなのですが、
それが【当り前】の域に入ると問題も出てくるのが現実。
当たり前の状況はそこにいる人たちにとっては慣れ親しんだ環境・システムだったりするのですが、仮にそこに問題が発生していても、目が・耳が・思考がその問題に気づけないことも少なくはありません。
汚れている環境に目が心が慣れてしまっていては『掃除をする』ことを億劫がります。
それが【普通】の光景だから。
やりずらいシステムに慣れてしまい効率化や生産性に影響したり。
それが【普通】の作業だから。
これは危険なサインです。
組織の根っこに何か問題が潜んでいるはず。
でも渦中の人達は気づけないでいる。
そんな時に外から来た人は違和感を覚えています。
それは肌感で感じるもの。
あながち間違ってはいないものです。
組織が慣れ過ぎてしまうと
何か貴重なものも失うような気がしてなりません。
凛子