凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

サクッとつぶやく

 

《慣れの先にあるもの》

 

新しい環境に慣れる

仕事に慣れる…

 

間もなくそんな季節が到来します。

迎える側もできるだけ【慣れる】ようにサポート体制も整えていることでしょう。

 

慣れることはもちろんとても大切なことなのですが、

それが【当り前】の域に入ると問題も出てくるのが現実。

 

当たり前の状況はそこにいる人たちにとっては慣れ親しんだ環境・システムだったりするのですが、仮にそこに問題が発生していても、目が・耳が・思考がその問題に気づけないことも少なくはありません。

 

汚れている環境に目が心が慣れてしまっていては『掃除をする』ことを億劫がります。

それが【普通】の光景だから。

 

やりずらいシステムに慣れてしまい効率化や生産性に影響したり。

それが【普通】の作業だから。

 

これは危険なサインです。

組織の根っこに何か問題が潜んでいるはず。

でも渦中の人達は気づけないでいる。

そんな時に外から来た人は違和感を覚えています。

それは肌感で感じるもの。

あながち間違ってはいないものです。

 

組織が慣れ過ぎてしまうと

何か貴重なものも失うような気がしてなりません。

 

凛子