《本音は言わない》
よく言われるのは、
従業員は経営者(雇用者)になかなか本音を言わないということ。
だろうねぇ、だろうよ、だろうとも。
退職理由が最たるもので、
理由づけをいろいろして穏便に辞めていく。
在職中も、
「なにかあるか」と問われたら大抵は、
「特にありません」「なにもないです」で終わってしまう。
それが多ければそれだけ、その組織は問題が多いという裏返しでもあるかと。
言えない組織危険です。
水面下で問題が熟成されている。
組織の内外に雇用者には言えないけれど『この人なら言える』という存在を作ることは大切です。
その役に付ける人は大抵、上にもモノを申せる人。
雇用者と従業員の橋渡し的な存在は不可欠です。
人手不足の先の見えない中で、安易に退職者をだしてしまうほどムダなことはありませんから。
問題が解決されたり、改善の兆しが見えるというだけで人の流出は防ぐことができるのです。
言えない・言わない(言うつもりもない)環境を作っているのは誰ですか?
それには十分理由があるのです。
凛子