凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

サクッとつぶやく

《仕方ないと言わない・思わない》

 

これ、絶対にダメだよって言うわけではないのですが…

要は使い方です。

 

仕事の時に使わない方が良いのが、自己弁護。

何かミスをして、指摘を受けた時に、

 

「忙しかったから」とか

「次から次へとやることがあって・・・」とか

とにかく言い訳をまず先に述べる輩がおります。

 

その言い訳を能面顔で聞いている私の心中は

「は?だから何よ?」ってな感じになってはいるのですが。

 

そのように、ミスに対して言い訳する人は

残念ながら大抵、また同じミスを繰り返しています。

 

根底に

「だって仕方がないじゃない、忙しいんだから

「だって仕方がないじゃない、○○なのだから」という

他責の気持ちがずっと潜んでおります。

 

そう、他責。

その責任は自分ではなく、他者や環境にある。という思い

 

ミスしてしまうことは自分ではなく周りが悪いと、

仕方がない思うことで

無意識に正当化してしまっている。

だからそれを、思いのほか反省しない。

それで終わりにしてしまう。

だからなのか、報告がなかったり、

最悪【無かったことに】してしまっている。

 

いやいや、そりゃね、

ミスしてしまったことは確かに仕方がないですよ。

過ぎたことだから。

仕方がないってそういうときに使うものです本来は。

 

大切なのは、

そのミスにより誰かに迷惑をおかけしてしまった。

中にはそれを不快に感じる方もいるかもしれない。

だから、同じことを繰り返さないために、どうしたらよいのか?

それを考えて次につなげること。

 

仮に〔うっかりミス〕だとしても、

それが繰り返されるなら、もう『うっかりの猶予』は過ぎてしまっているのだな。

 

過去のブログでも触れましたが、

仕方がないって諦めの境地です。

 

迷惑をおかけした相手に諦めてっくださいって言うようなもの。

それって、とてつもなく失礼なことではありませんこと?

 

それがスタッフならば、まだしも(それだって迷惑は多少なりとも被っている)、

相手が患者さん(様)であったり、取引業者さんであれば、

そこにおいて仕方がないなんて言ってしまうのは愚の骨頂ですわ。

 

もちろん、ミスに対してはみんな始めのうちはフォローもしてくれますが、

仕方がないと思うミスに関しては、次第に周囲の反応も変わってきます。

 

間違えてしまったこと自体は仕方がないです。

 

ただ、

間違えた原因を仕方がないと言わない・思わないで欲しいのです。

原因は明らかにあなたの行動にあるのですから。

 

仕方がないと言う・思う前に素直に「ごめんなさい」をしましょうね。

 

凛子