《許容と我慢》
前回、許容範囲であればとどまってみましょう的な表現がひょっとしたら誤解を招くかな?と思い今回は補足もかねて。
許容と我慢は異なります。
許容はその程度ならよしとする・大目にみるという意味。
我慢は耐え忍ぶ・こらえる・辛抱するということ。
ニュアンスに違いがあります。
我慢は、しんどいですねぇ。ひたすら耐える感じが。
ちょっとネガティブな印象。
一方許容は、自分から「ま、いっか」と割り切れるではないですが、
ある種状況を理解して認めることが出来ているので、ポジティブにとらえられます。
とどまることが、許容ではなく我慢の連続だと、
朝起きれないとか
仕事場に行くと具合が悪くなるとか
急に涙が出てくるとか
心身の変調をもたらします。
こうなってはダメ。ぜったい。
「ま、いっか」と思えることが許容範囲です。
体を壊してまでの我慢は誰も褒められることではありませんから。
自分を守れるのも守るのも自分。
我慢から学べることはありますが、
大抵は痛い思いをして学ぶもの。
許容と我慢、非なるものです。
凛子