働く場所(環境)って実に大切です。
いまだブラック企業と言われる職場は多く存在し、この業界とて同じこと。
四半世紀以上経っても、働き始めた時と然程変わらぬ現状には悲しさしかありません。
誰が悪いと責めて解決できれば、とっくの昔にブラック企業なんぞなくなっているはずですし。
それだけ、働く環境を整えるという事が生半可な気持ちでは進めることは出来ないという証でもあります。
一つの場所で長年働き続けることが出来ればそれに越したことはありません。
あまり長すぎると馴れ合いが生じ、《問題》が問題と認識されないこともありますが。
仮にある程度の時間働いてきたとしても、
この先の事を考えたら「このままでいいのかな」と立ち止まる機会を経験された方も少なくないはずです。
自分にとってのメリット・デメリットを秤にかけた時、何を優先すべきかが見えてくるはずです。
【お金】がその人にとっての最優先であれば
どんなに辛いことや嫌なことがあっても「ここほど高収入はない」と思いっきり割り切って働くことでしょう。
【人間関係】がその人にとっての最優先であれば
報酬よりもいがみ合ったり、パワハラ・モラハラめいたことがない環境で働きます。
【やりがい】がその人にとっての最優先であれば
自己成長の為、自分が向き合う仕事に没頭する事でしょう。
【労務管理】がその人にとっての最優先であれば
労働基準法等、法に則った労働環境が整えられたところで働く事でしょう。
(現実問題これは多くの職場で不備・不足あり)
【プライベート】がその人にとっての最優先であれば
有無を言わず、残業のない勤務時間や休日の多さ、有給休暇の取得率を重視するでしょう。
そう
今の、これからの自分にとって何を大切にしていきたいのか
これがとても重要なのではないかと考えます。
若いうちはまだしも、
ある程度キャリアを積んでいけばいくほど
「この先あと○○年」が視野に入って来るので考える事ひとしお。
働き続けることって本当はとてもスゴイことなのです。
経験を積んだ人の仕事ぶりは職種に問わず、とても気持ちの良いもので居心地の良ささえ与えてくれる。
そういう貴重な《プロ中のプロ》が在籍する組織はまさしく人財を要しているわけです。
その人財が働き続けたいと思える、感じられる組織が増えることを祈るばかりです。
貴重な人財をみすみす手放すことがありませんように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子