今回は求職者の側から。
結論から言うと
①自分の希望を明確にする
②事前の情報収集
③焦らず安易に妥協はしない
この3点です。
希望に近い職場に出会い、
少しでも長く
勤め・務め・努める事が心身の安定にも繋がるというもの。
短期間で転職を繰り返したり
合わない所で過剰なストレスに晒されながら働くことのないようにしてもらいたい。
心から願うことです。
①自分の希望を明確にする
まずはこれです。
繰り返しますが、全ての条件がかなう職場はなかなかみつかりません。
優先する・譲れない希望・条件は何なのか?
まずは、ここからあぶりだしましょう。
前職を好き・嫌いの感情でお辞めになった方は注意が必要。
仕事を気分で探し・選ぶと大抵また同じ問題にぶつかります。
場所を変えたとしても。
それが短期の転職の一因にもなります。
何をしたいのか?
何を学びたいのか?
衛生士・助手・受付他どんな職種であれ、この先どういう職業人になりたいのか?
こういったことが明確になれば、おのずと
どういった環境で働くとよいのか・働きたいのかが理解できます。
その職種専任でやりたいのか
兼務でもよいのか
それだけでも選択範囲が狭まり探しやすくなります。
学びたい・成長したい人ならば
教えてくれる先輩たちが在籍する組織、学ぶ環境が整っている所が安心でしょう。
遠い先のことは、経験を積む毎に変化していくものなので、
今と少しこれから先、何をしたいのかを考えるのです。
漠然としたものよりも、具体的に。
掘り下げて考えてみることです。
こうして、考えておくと
気になった職場で、聞きたいことも明確になってきます。
②情報収集
求人サイトを見たり
紹介会社の提示であったり
実際の面接・見学時での
知りたい・聞きたい事を漏らさない事が大切です。
「こんなこと聞いたら」とか
「今ではなく、実際働いてからでも」とか
「この状況ではとても聞けない」とか
変な遠慮は無用。
後悔して時を戻せたらどんなに有難いことか。
それができないから皆苦労するのです。
臆する事なく聞くことは、
厚かましいことでも生意気なことでもありません。
そのように思われないかと案ずるのであれば、
言い方・聞き方を前もって確認しておけばよいことです。
大丈夫。
あなたにとって必要な情報は遠慮せず聞いて、知って確認しましょう。
少しでも長く勤められる職場を見つける為。
自分のためですから。
③焦らない・急がない
ミスマッチの多くがこれです。
早くしないと・決めなきゃという焦りが
①②の検討がままならないうちに、
「よし、一か八かだ」
「とりあえずやってみて、何かあったらその時考えよう」
というバクチ的な勢いで飛び込んでもですね、ケガをする確率が高く。
大怪我にならなければまだよいのですが。
生活があるので、焦りもします
紹介会社経由だと会社によっては反応や決定を急かす所もあります。
しかし、
ちょっと引っかかる・気になっている事や
迷いがあるのに決めてしまうのはやめましょう。
その引っ掛かりや迷いを見過ごさないでください。
気になることは結論を出す前に確認しておきましょう。
後々後悔の種になります。
「あの時ああしていれば」
【たら・れば】は不毛です。
転職を考えるようになったら
まずはこの3つを参考にしてみてください。
一人でも多くの人が就職先で
「ここで働いてよかった」と感じることができ
この業界で働くことの価値を感じることができるのならば、
業界全体としての離職も減少してゆくことでしょう。
この業界で働く価値を見失って欲しくはないのです。
一人一人の働きは貴重なものなのですから。
くさらず・あきらめずに働くためにも
ミスマッチ防ぎましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子