『言い換えの話』
ビジネス書の類にしてよいのか?
「言い換え図鑑」
「大人の言い換えハンドブック」
「言い換え辞典」等々・・・
巷では【言い方】で誤解を与えたり、損をしないために言葉の使い方にフィーチャーした本が多くあります。
それだけ【言い方】【言葉の使い方】ってとってもとってもとっても大切だということ。
分かっているようで分かっていないから、
こんなにも同じタイトル・内容本が溢れているわけで。
傍で聞いていれば
「それ失礼な言い方じゃない?」
「どうしてそういう言い方するだろうね?」
「あーあ、言っちゃったよ・・・」
客観的な立場にいる人たちや、過去に言葉で苦労した人たちは内心ハラハラです。
失礼な言い方に気が付かない方々は、
誠に残念なことに決して故意にその言葉をチョイスしているわけではなさそうなのが困ったことでして。
悪気が無いからと言ってそれでよしとはならず。
いつの間にか自分の周りから人は減り仕事は減りとなるわけです。
恐ろしや恐ろしや。
悪気が無いから発した側は
「そんなこと言ったっけ?」とその言い方さえお忘れになっていることがありますが、
言われた側は心の傷となり、忘れようにも時間がかかること必至。
相手のことを少しでも慮る余裕があれば、言葉を発することに慎重になるはず。
相手の表情や態度に鈍感では言い換えることもせず、相手を不快にさせて終わるだけなのです。
言葉の重み受け止めたいものです。
凛子