凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

サクッとつぶやく

 

《なぜ?どうして?の罠》

 

 

時に、相手の言動に???なことがあると

 

「なんでそういう言い方しかできないのだろう?」とか

 

「どうしてそういう風にするのだろう?(意味不明〜)」と

 

なぜ・どうしてを追求することがあります。

 

なぜ・どうしてを考えること自体は悪い事ではないのですが、

その言動【そのもの】に囚われすぎると

物事の本質に辿り着けないまま、誤解をしてしまうことも。

 

その、言動の背後にあるもの

それを発した、その行動を起こした当人の意図を【慮る】ことが必要な気がします。

 

慮る=おもいはかるが変化したもの

 

【相手】や【周囲】の思いをはかるです。

 

その基準は自分だけではありません。

 

自分の基準だけで考えると

相手の言動が「あり得ない」となりやすく。

これに陥りやすいんだなぁ。

 自らの失敗も含めて。

 

自分にとってあり得ないかもしれないけれど、

相手には相手なりの意図や想いがあるはずなのです。

 

その表現方法が自分には受け入れ難いということで。

 

もちろん、相手が理解しやすいように言動に注意することは必要ですが、

人間だもの、完璧には難しい。

 

だから

 

その言動の背景や根底にあるものに注視するようにすると、多少の理解しがたい言動も

一刀両断、断罪せずに済むはずなのです。

 

最近は質問系でも

「なぜ・どうして?」を問うよりも

「どうしたら?」と問う方が前向きに思考を刺激すると言われています。

 

なぜ・どうしては相手や周囲を慮りながら考え、使いたいものです。

一番は相手に、本人に直接確認する事。

それが相手を知る早道なのかも。

 

凛子