ありがちなこと。
小さな医院だと家族的な雰囲気があってそれはそれで、とても良いことなのですが。
時に度が過ぎたり、度が過ぎる状態が普通と思っていると「ちょっと違うんだけどな」と感じてしまいます。
もったいない。
そりゃ無機質・機械的な対応は冷たさを感じてよろしくないのは確かなこと。
医療現場であればなおさら。
あくまでも職場は家ではないこと。
これ、患者さん(様)とスタッフにはとても大切なことなので皆様には心していただきたく。
●言い方・言葉のチョイス
これは過去のブログにも書いていますが、診療時間中、院内に患者さん(様)がいる場合は、話し言葉や内容には注意が必要です。
「○○やっちゃって」とか
「やばい」とか
これ、患者さん(様)から直接以治療時に聞こえた言葉として教えてもらいました。
「やばい」と患者さん(様)に向って発してしまうことがヤバいんですけど。
よろしくない、よろしくない。
思うに、
言葉って基本相手に発することなので、その言葉の使い方で相手への配慮の有無が分かるというもの。
それは、患者さん(様)だけではなく、傍で聞いているスタッフにも同じこと。
患者さん(様)には丁寧で、スタッフにあたりがキツイのも患者さん(様)は見聞きしていますしね。
スタッフを身内の様に考えるのも悪い事ではありませんが、その身内意識が変な馴れ合いや、逆にあたりがキツイものであってはならんのです。
そのような職場環境ではスタッフは落ち着きません。
あくまでも職場は職場であって家ではありませんから。
我が家の様に患者さん(様)やスタッフも寛げるというのは、
あくまでも過度な緊張の連続だったり
責められているように感じてしまう言い方だったり
忙しそうだから言いにくいな、言っても聞いてもらえないから言いにくいなとかが無い状況ということ。
そもそも、家族だから何を言ってもやっても良いという事も本来はないですし。
忙しくなると言葉や態度が荒くなりがちですが、
「それは仕方のない事」と高を括っていると、長期的には仕方がないでは済まされませんから。
スタッフは誰一人として職場を家とは思ってはおりません。
当たり前ですが。
患者さん(様)は治療中のドクターやスタッフの会話に耳を研ぎ澄ましています。
待っている間も同様です。
誰であれ、残念な言い方をされるとそれだけでネガティブな印象を受けてしまいます。
そうならないために、そうしないために
職種や立場に関わらず
職場は職場と割り切って相手への配慮を一人一人が心掛けられますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子