性に合わない人たちと付き合ってこそ、
うまくやって行くために自制しなければならないし、
それを通して、
われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するものであって、
やがて、
誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。
by ゲーテ
人間だもの、「自分と合わないな」と感じる人は存在します。
社会の中で生きていくには、合わない人と場所を共にすることは避けられぬこと。
特に仕事をする上では。
「合わない」とか「苦手」と感じる人を避けて仕事が出来ればよいのですが、人数が少ない組織は避けては通れず。
だから厄介。
しかし、自分が順風満帆でいる時よりも、実はそうでない時の方が自分に向き合い問題の本質がみえるものです。
厄介なとき(問題に直面した時)ほどその人の本質が露呈しますから。
厄介な状況を相手や周囲の責任にしてばかりでは、問題の本質に行き当たることは無いので、楽な道ではあるけれど、またいつか同じ状況に出くわし同じ様に問題を避けてというループを繰り返すだけ。
人としての成長は停止。
貴重な機会を自ら逃してしまいます。
時に自分を抑え、如何に相手の懐に近づくか・・・
その術を考えるだけでも成長です。
それが実際行動できればパーフェクト。
自分と異なる人から学べることも当然あります。
そうやって視野が広がるわけです。
困難に立ち向かう経験をした人は、ちょっとやそっとで動じません。
状況を冷静に判断し対応する力があります。
それは、いろいろな人と接することができるということ。
対応力です。
『ダイバーシティ』が謳われて久しいですが、【異を受け入れる事の難しさ】を感じる現実です。
凛子