人間に関することに安定などないことを忘れてはならない
それゆえ繁栄している時には過度の喜びを避け
逆境にある時には過度の落ち込みを避けなさい
by ソクラテス
状況に左右されない
振り回されない
流されない。
現状が良かろうが悪かろうが、
感情の浮き沈みが大きい人が上長な場合、
部下や周囲の人達の表情をみると
諦観や辟易した表情を浮かべています。
まぁ、そうだよねぇ。
【感情のお漏らし】という言葉を以前見つけたことがあります。
非常に興味深い表現だなあと。
心の声がそのまんま口に出てしまう。
「今ここで言わなくても」とか
「そういう言い方~」とか
「それはマズイでしょう」というもの。
TPOとか関係なしに自分の感じたこと、
思ったことがそのまま言葉にでてしまう。
状況が良い時は思い切り喜び
悪い時は嘆き節に変わり、
時には周囲に同調を求めたりすることも。
その都度の一喜一憂いりませんって。
仕事では状況が良くても悪くても出来るだけフラットでいてくれたほうが
フラットでいる努力をしてくださるほうが、スタッフはそれだけで安心するものです。
高低差があるジェットコースターはスリル満点で人気でしょうが
仕事にスリルは要りませんから。
安定が一転、逆境に陥ることは十分あり得ること。
そして、その逆境は突如としてではなく、以前から少しづつ何かが変わり始めていたからに違いないのです。
何事も積み重なって大きくなるものですから。
今の【あたりまえ】に甘えないことです。
凛子