《教えることの難しさ》
人を育てる・教えることってそう簡単なことではありません。
教え方によっては育つものも育たなかったり、すぐに辞めてしまうこともザラ。
人手不足の世の中に、直ぐに新しい人・次の人が来るとも限らない。
そんな保障どこにもない。
だから、
せっかくご縁あって採用した人たちを安易に手放すのはもったいなさ過ぎます。
採用したからには責任もって、育てる覚悟がありませんと。
教える時には、分かる人が『その人の見え方』で教えがち。
これがそもそもよろしくないので。
そうやってるから、相手はいつまで経ってもわかりゃしない。
それを、「出来ない出来ない」って嘆く上司や諸先輩達。
違うから。
それはその教え方に難ありなのです。
何も分からない人の見方や考え方・想いに可能な限り近づいてみる。
いわゆる【寄り添う】ってやつです。
(*個人的にはこの【寄り添う】という表現、耳障りは良いけれど言葉が独り歩きして実が伴ってない感があってどうなんだろうって感じています)
分からない人の気持ちや立場になって教えてあげることで、時間はかかるけど少しづつだけど成長が見込めるってわけで。
自分にだって、誰にだって新人の時はあったはず。
その時の不安な気持ちは忘れてはならないものです。
【初心忘るべからず】ってそういうことだと思うのです。
人を教える・育てることに近道はないのです。
*あくまでも個人の感想です。
凛子