《埋まらない溝》
立場の違いは視座の違い。
ついつい自分の置かれた立場で物事全般を見てしまいがちになるので、職場であれば上司(院長)や同僚に対する見方にバイアスがかかってしまいます。
あるあるある。
よくあること。
ただ、絶えず自分の視座だけで物事を見ていたのでは、
いつまで経っても相手との溝は埋まらない。
誤解を抱いたままでは溝は海溝のように深く深~く広がるだけ。
もったいない。
コミュニケーションの難しさの一因でもあります。
経営者と従業員では当然、視点が異なるのでその視点発想での発言が中心。
しかしながら…
時に相手の視座・視点に目を向けることで初めて理解できること・自分の考えが誤解に基ずくものだったいう発見もあるわけです。
『相手の立場になってみる』
『顧客目線』
『従業員目線』
『経営者目線』
これらは想像力を要します。
考えなくては始まらない。
自分の感情を最優先し思考停止していては相手との溝は埋まらないのです。
相手の発言の真意を知ろうとすれば、おのずと会話に確認や質問がでてきます。
溝は出来るだけ浅い方がいい。
もちろん埋まらない溝もある。
埋まることのない溝かもしれないけれど、
ほんの少し自分からリアクションすることで『何かが変わる』のを感じることはできるのではないかしら。
凛子