凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

つれづれ83 イラつくことは誰にでもある。が

 

人間感情の生き物ですから、イラつくことは当然ございます。

ただ、それを「仕方がないと」正当化していては周囲との関係性は悪くなるばかりで。

それでは信頼関係はいつまで経っても得られず。

 

イラつく原因。

それは相手や周囲との違い・ギャップです。

 

価値観やその人にとっての常識

仕事であれば成熟度・経験の差

文字通りの歩く速さからはじまり、仕事の処理スピードの違い・・・

こうした自分と異なる状況を目にした時にイラつく傾向にあります。

すると

「どうしてこんなこともできないのだろう」

「もっと早くできるはずなのに」

「なんでいつもこうなの?」

といった相手を責めるような見方に。

そこには、それぞれの理由や原因があるのに、

それに着目する前に、それをしようともせずに

「理解できないんだけど」(いや先ずは理解しようとしましょうよ)

「信じられない」(かもしれないけれど相手の言い分も聞きましょうよ)

とツッコミたくなるような言葉も口からついついでてしまう。

 

いかんいかん。

 

人は理解できない・異質なものに遭遇すると大きなストレスを感じるそうです。

であれば、自分の仕事のやり方や考え方とかけ離れれば離れるほどストレスは大きくなり、イライラは増えるということ。

 

自分のペースや方法を乱されるのを嫌がるのはそれです。

【自分の】あくまで自分目線、自分が主体です。

まぁ残念ながらそれではいつまで経っても何も変わらない。

 

そう、

そういう人実は変化が苦手なのかも。

慣れ親しんだ状況や環境

自分がストレスにさらされない安定した環境を最も好むのです。

 

うーん…

人が育たない組織に意外とありがちなのですな。

トップやその組織の在籍が長くなると、どうしてもその人たちの影響力は大きくなります。

成熟度が高くなればそれだけ、未熟な人達への要求も大きくなりがちです。

イラついてそれで相手が成長すれば世の中優秀な人だらけです(笑)。

 

人を育てる時はあくまでも目線は相手

自分目線で教えていては相手は到底理解できないのです。

理解できない人にイライラしているようではまだまだですぞ。

 

イラつくことは誰にでもあります。

が、

それでは何も変わりはしないし、解決もしないという事です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

凛子