《過ぎたるは猶及ばざるが如し》
これ、〈すぎたるはなおおよばざるがごとし〉と読みます。
何事もほどほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いとは言えない、良いと言われることでも、やり過ぎは害になるという意味です。
「うちのドクターいちいち細かすぎるんだよ~」
あるある。意外に少なくはないような(笑)
仕事に"こだわり”があることは、職業人として素晴らしいことだけど、
時にそのこだわりは
「先生、それは他人に求めず、ご自分だけにしてね」と思うことの多いことか…
なぜか枝葉末節にこだわっちゃう。
物のこまかーい置き方とか、それ必要?ってスタッフが感じてしまう作業とか。
果たしてそれは、患者さんに関係あることだろうか?って思います。
直接であれ、間接的であれ患者さんに関わることであれば、そこにはこだわりが必要だけれど、そうでないところに関しては、あえて、目をつぶってもらうことは可能でしょうか?
主観と客観の違いが、これもまたギャップなのですが。
ぶっちゃけ、どうでもよいことはスタッフにある程度任せませんこと?
それは決して好き放題させることではなく、
意向を伝えて「まかせるね」「たのむね」とやってもらうこと。
ドクターはどうぞ診療に関することにこだわりを集中して下さいませ。
何でもかんでも自身で管理しようとすることは、ストレスが募るばかり。
スタッフも辟易です…
同じ細かいなら「細かすぎる」ではなく「細やかな」人になりたいなと。
凛子