【わからないということ】
たまにいらっしゃるのですが、こちらの問いかけに間髪入れず即答で
「わかりません」
「ありません」
「できません」
「間に合いません」とお答えになるスタッフが。
これね、そう言いたくなる気持ちは理解できなくはないです。
が、しか〜し、
これを即答でするのはよろしくないのですよ。
「わかりません」は
分からないし、調べよう・知ろうとする気もないと言うニュアンスを含んだ返事に聞こえてしまいます。
「ありません」は
探す気がない、探そうとする努力もないと言うニュアンスが。
「できません」は
やる気ないし、やろうとする努力もしないと言うニュアンス。
「間に合いません」は
間に合わせる気がない、何とか間に合わせる努力もしないと言うニュアンスを。
間髪入れないこれらの返答は否定や拒否を醸し出してしまう。
その答えを聞いた相手には
「この人、やる気(やろうとする努力)がないんだな」と評価されてしまうんですよね。
心から否定・拒否しているなら別ですが、そうでなければ恐らくは、その返答では相手に誤解を与えます。
わからない・できないなら、教えを乞うとか
本当にないなら、探したけれどありませんと報告するとか
間に合わないなら、間に合う日程を相談するとか
出来ることはあるんです。
何もせずに、わからない・できない・ない・間に合わないと即答するのは早計なことですよ。
凛子