《在職中に就活を始めるべきか》
結論から言えば、
どちらでも。
それぞれの状況次第だとは思います。
ただし、声を大にして言いたいことがあります。
在職中の場合、退職日が確定してから(受理された)より具体的な就活をスタートした方が、わきまえた大人な対応ですからね。
ということ。
その昔、退職を考えているスタッフが先に次の就職先を決めてから、
退職を告げました。
次が決まったので早く辞めたいと。
ギリギリの人数で回っていたので、現場はパニックです。
残されたスタッフは皆、その人を恨んだと同時に、
「そんな自分勝手な人なら辞めてよかったよね」と言う声も聞こえて来ました。
この経験から、自分は衛生士の補充準備や調整、引継ぎを考えて、院内規定よりも少し早く退職願を提出することにしています。
これは皆さんもそうすべきと言う事ではありません。
退職の申し出の時期に関しては各医院の就業規則に則ればよいことです。
問題なのは、
自分の事を最優先するあまり、それまでお世話になった医院やスタッフの事をこれっぽっちも考えないのはいかがなものかということ。
そして、退職日が決まってもいないのに、次の職場を決めることは、先方にも不誠実であるということなのです。
今までとこれからの両者に失礼な行為なのですが。ってこと。
もし、自分が思う日に辞めることができなければ、先方に待ってもらう事になります。
待ってくれるなら、まだよいのですが、その様な不確実な状況では相手の心証は決してよくはありません。
そもそも、人手不足だから求人を出しているのであって。
少しでも早く来て欲しいのは新しい職場の正直なところではないでしょうか。
そういうことを、ちょっとだけでも想像できたなら、冒頭のスタッフも後腐れなく、快く見送ってもらえたことでしょう。
【立つ鳥跡を濁さず】肝に銘じたいものです。
凛子
