《怒るか叱るか》
ご存知のように、怒ると叱るは違います。
しかし、日常的には【怒る】が【叱る】に取って代わられることの多い事と言ったら。
そうして、職場の空気が悪くなっていく。
スタッフの気は萎える。
その場にいる患者さんは気まずくなる。
良いことは何一つなく…
怒るは自分のイライラを発端とした感情の表現。
主観的なもの。
時に八つ当たりも伴い二次、三次被害も。
叱るは相手への教育的指導。感情ではなく理性的に対応します。
事実を指摘して諭したり、行動変容を促します。
客観的です。
怒る行為自体が正当化されることなどはありませんから。
怒られる側もその行為で
「よし、次は気を付けよう」⤴となるのでしょうか。
私もつい、感情が先行しがちです。
いつもその後には後悔が待ち受けています。
人生日々勉強です。
仕事をする上で、いつも自分の感情を優先していては
周囲との温度差は広がるばかりです。
怒るか叱るか
それは相手に対する【想い】が反映されるのかもしれません。
凛子