【信頼のバロメーター】
立場の下の者から上の人に
自分にとって都合の悪い報告や
異なる意見が上がってこない場合、
その関係性に難ありと捉えた方が良さそうです。
要は
「言ったら怒られる」
「どうせ話しても取り合ってもらえない」
「否定されるだけ、言ってもムダ」
と、ネガティブな反応が目に見えるから言わないでおく。
それではいつまで経ってもミスはなくならないだけではなく、
組織が良い方向へ向かわない。
改善や改革には従来と異なる方法が必然なので
新しい意見やアイデア
不都合な状況に関しての報告が出てこない組織には
何も変わらない現況が続くだけ。
問題視されない問題を常に抱えて皆がそれぞれ苦しむ。
何とも循環の悪い環境。
自分の気持ちや意見を受け止めてくれる
一方的ではなく、話し合いの状況を与えてくれる
そういう信頼関係があるならば、
たとえミスをしても「ごめんなさい次から気を付けます」と素直に言える。
せっかくのよいアイデアや意見が埋もれない。
新しい意見やアイデアは本当に組織にとって貴重なものなのに。
トップダウンは簡単だけど
ボトムアップはどれだけできているのだろう?
これができる組織が従業員に信頼されている組織です。
信頼のバロメーターは
下から上に流れがあるか否かです。
凛子
肝心な報告が上がってこないと組織としての