《実体験に勝るものはなし》
今まで仕事を続けてきて思うのは、
良いことも悪いことも実体験を積み重ねていく中で
何が本当に良くて悪くて、そのどちらでもないことがより鮮明になっていくということ。
この齢になり改めて痛感しています。
いわゆる【経験】ってやつです。
良いことはどんどんブラッシュアップされるたび
より、自分の強みや得意・自信となりますし
悪い事(いやな経験)は繰り返したくないという
物事に対する処理能力や、
内省を含む自分に向き合う事を身に着けることができると思います。
だからこそ、そうした経験は一人一人異なるので、
それぞれの経験を尊重し活かせる環境がもっともっと広がって欲しいと切に願います。
経験はその人の財産です。
ただ、与えられた仕事を淡々とこなすだけでは、
数や時間という経験を重ねたものに過ぎないのかも。
中身の濃い経験は
自分軸という
『自分は何をしたいか、どうしたいか、どうありたいか』の有無で変わってくるのだと思います。
仮に他人の経験やスキルそのものを盗んだとしても
「なぜそうしているか」を確認することなく自分で取り入れているだけでは、残念だけど相手に響くには時間がかかります。
学びにはなぜそうするか等の根拠が不可欠。
せっかくならば、そこにフォーカスして欲しい。
実体験に勝るものはなし。
どうもその経験は語らずとも相手に伝わるようですよ。
楽しい・嬉しい・苦しい・しんどい・悔しい・・・
これからの皆さんにはいろいろな経験を積んで欲しいものです。
凛子