あえて
指摘しないやさしさ
これは手持ちの本の中の一文です。
過日、読み返したときにこのワードが今の自分に響きました。
仕事をする上で、間違った行為はよろしくないのは確か。
ただ、
たった一度の過ちや勘違い、ミスに対して声を荒げる人たちが意外と多い。
かつての自分もその一人でありまして。
今思うと、全く余裕がなかったんだなと悔恨の念。
もちろん、命に関わる事であれば、すぐさま手なり口なり出さなければいけませんが、
そうでない状況ならば、猶予があって然るべき。
特にミスに対しては大勢の人の前で言わない方が賢明です。
新人の頃そういうミーティングを経験しました。
詰問や人格否定に近いものだったので聞いているだけでしたが何とも堪えがたく。
無関係な第三者がそうであれば事の当事者はどれだけの思いか…
あえて言わないとは、何も言わないという傍観の意ではなく、TPOやタイミングを考えてということ。
他者や、その他大勢の環境下での注意や指摘は要注意です。
恥をかかせることが目的の注意や指摘・指導なんてあるわけないですから。
あえて指摘しないやさしさとは、
あえて【今】指摘しないやさしさと理解するのが良いのかもしれません。
凛子