私もつい最近知った言葉です。
何も真新しい事ではなく「そういうことね」って再確認・再認識的な事なのですが。
人はポジティブな出来事や情報よりネガティブな出来事に情報に注目し、優先的に信じたり、強く記憶に残したりする傾向がある。 これらの傾向をネガティブ・バイアスと言うそうです。
優先的に信じるかは別として、
ネガティブな情報の方が強く記憶に残る・印象が強いのは確か。
人が関わるありとあらゆる場所で、ネガティブバイアス経験します。
快・不快
感じ方は人それぞれなので、
Aさんにネガティブな印象でもBさんにはネガティブな印象は残らないことはあります。
だからといって、相手のある事ならばそれをスルーしてよいとは思いません。
要は、
【自分の感覚は相手とは必ずしも同じではないので、それを踏まえた言動を心掛ける】という事ではないでしょうか?
言い方とか
ちょっとした態度とか。
大抵、
傍から見て「ちょっとその物言いはもったいない」と思う人たちは、
決して悪意のあるものではなく。
無意識ってやつですね。
でもそれが相手にネガティブな印象を与えてしまう可能性があるのも確か。
ネガティブな印象はマイナスからのスタート。
それを覆していくことは容易い事ではありませんから。
プラマイぎりぎり、プラスに転じるには更なる時間が必要。
だからこそ、
相手にいきなりマイナスイメージを与えない様な配慮は必要だと思うのです。
言い方、ちょっとした態度は無意識なので、当然意識しないと修正は無理な話。
でもそれってなかなかどうして自覚は難しい。
周囲の声に耳を傾けることが出来れば修正・変化は可能。
「そんなことくらいで」って思ってしまうとネガティブバイアス与えてしまう。
要注意です。
疲弊してしまうくらい気を遣い過ぎる必要はないけれど、
気を遣わなすぎるのも如何なものか。
裸の王様ではビジネスも人間関係も損をしてしまいます。
『ちょっとした』ほんとうに『ちょっとした』ことなんです。
でも実はその『ちょっとしたこと』が与える印象って深い。
そういった意味では、対応・接遇的な所は軽んじてはなりません。
お辞儀の角度や手の向け方に終始するのではなく、
【相手を不快にさせない為の接遇】です。
自分目線やこちらの都合よりも、如何に【相手が何を望んでいるか】を日々リサーチしながら臨機応変に対応していく組織がこれからも生き残るのだと考えます。
あなたの組織のネガティブバイアス度はいかほどですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子