院長・経営者が【何を言わんとしているか】を把握する必要のあるチーフという業。
これは別に忖度せよとか媚び諂うとかではありませんから。
念のため。
それでは、いったい誰のためのチーフなのかって。
そんなことをしていては組織はいつまで経っても変わることは無いのです。
度々申し上げますがチーフ業は、院長とスタッフの橋渡しではありますが、
院長がより業務に集中でき、スタッフが働きやすい環境に変えられるものは変えていくため、ムリとムダを探してムラを減らしていく業務になります。
だから、エラそうに人にあれこれ指図するだけではダメなの。
『言うは易し行うは難し』
これ、【長】と名の付く全ての方に肝に銘じていただきたく。
言わなければならない立場と、それを言いっ放しで自らは何もせずとは質が異なりますから。
言うならそれに関われって話です。
できない・やらないなら言うなです。
そうでなければ、下の者からの協力は極めて難しいですから。
協力を得たければ、院長同様、普段からこまめなコミュニケーションをとっておくことです。
普段何の接点もないのに、指示命令だけはする・されるという関係性では、その発せられた指示命令は行動に反映されることは極めて低いですから。
で、陰でいろいろ言われるんですよ。
そういう状況どこにでもあります。
それでは建設的でもないし、生産性から遠いし、みんな疲弊しますし。
やだやだ、そんなの。
いい加減なくなって欲しいですけど残念ながら永遠のテーマでもあります。
ガンバレ!チーフたち‼
いろいろなものに負けないで、試行錯誤しながらチーフという業務を楽しんで欲しいです。
苦しいけれど、大変だけど、それでもチーフ業の醍醐味はありますから。
自分の考えたことが、やってみたことが形になったり、スタッフ達からよき反応があったりしたらこんなに嬉しいことはありませんから。
その体験是非とも味わって欲しいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
凛子