《いい人を探さない・探せない》
どこの業界も慢性的な人材不足。
売り手市場と言われてどれだけ経つことやら。
そんな状況だから
働く側の人間は少しでも条件がよい所を探し、
雇う側は少しでも採用のチャンスを増やすためにあれやこれやと好条件を差し出してみる。
いろいろ手を尽くしてはみても、思うようには応募が来ないのが現実。
ならばいっそ、
今あるもので満足し
今いる人たちがそのまま働き続けることにシフトチェンジする方が【来ない】というストレスを減らせるのでは?
そういう意味で
既存のスタッフに対する評価は減点よりも加点法で見るべきだとは思います。
減点法ならば、あっという間に・あっさりとダメ出しして切り捨ててることが出来ますが、それでは問題の本質に迫ることはできっこないないない。
人間柔軟性って実に大切なんですな。
頭切り替えて、現状打破に努めなければ将来は明るくはなく。
人間一度相手にネガティブ感情を抱くと
それがバイアスとなり、
どうしても偏った・穿った見方をしてしまう。
もちろん、そうかもしれないけれど、それがその人の全てではない訳で。
あくまで、その人の一面に過ぎず。
その人の弱さをつついてばかりでは成長も滞り。
否定や非難をされて、人がどれだけ成長できようかって話です。
いい人を探そうなんて今となっては埋蔵金を掘り当てるようなもの。
そして、いい人っていったい誰にとってのいい人なのか?ってこと。
完璧な人などおらず
十人十色
個性や得意強みはそれぞれ
そしてそれぞれに弱さも当然ある。
その弱さにいつも、いつまでもロックオンしていたら
いい人はいつまで経っても巡り合うことはないのですから。
凛子