《多くを求め過ぎない》
人間ワガママな生き物ですので、
『慎ましくあれ』とか
『謙虚に』とか先人が教えてくれるわけです。
相手や周囲に、無意識にでもつい多くを求めてしまうのが人の常でもあります。
求めちゃうんですよ、知らず知らずに…
「もっとこうして欲しい」
「こうであるべきだ」
「こうならないのはおかしい」って言う場合も。
もちろん、相手に期待を込めての「もっと」もありましょう。
ただね、それならば先に教えてあげて欲しいし、教えて欲しいって思うわけです。
それをすっ飛ばしちゃっての「ああせい・こうせい」は何か違う気がします。
後手に回るほど誤解も生じやすく。
「こうあるべき・こうあって欲しい」の要求系は、現状に不満がある場合が。
不満は問題点の糸口ではあるので、必要ではあるけれど各々の不満を一つ残らず受け入れてしまうということではなく。
その不満に対してどう対処していけばよいのかを自分でも考えなくては。
「相手や周囲が変わればよい・変わるべき」なんてそんな都合のいい話、なかなか無いのが社会の仕組み。
相手に多くを求めれば、それだけ苦しくなるのも自分。
物事は因果応報。
欠点より長所
出来ていないことより出来ていること
減点より加点
こういう視点で見ることができれば、欲をかくことなく平穏に過ごせるのでは?
凛子