《漠然としたものより具体的に》
意識して
徹底を
きちんと
しっかり
コミュニケーションをとる…
これらは上司がスタッフに伝える指示や注意事項。
ごくごくありがちな一般的な表現なのですが。
何をどう【意識】【徹底】【きちんと】【しっかり】するのか
どうやって【コミュニケーション】をとるのか
実は【意識・徹底・きちんと・しっかり】等の表現そのものが独り歩きをし、
発信者はそれで教えたつもりになり
受け手はそれで分かった気になってしまう。
違うんだなこれが。
意識・徹底・しっかり・きちんと等の表現そのものは漠然とした曖昧なものなのです。
その言葉に更なる具体的な行動様式が付け加えられなければ、説明されなければ
その意識や徹底は結果として表れないのです。
分かりやすい、よく使われるワードに潜む落とし穴。
それよりも、より具体的な行動様式を伝えた方が、皆が自分のものにしやすいのです。
なので、指示や教えはより具体的に。
教えてる・教わっている『つもり』に要注意です。
凛子