《誰を大切にするか》
どの業態でも、組織でも多かれ少なかれ人の出入りはあります。
人の出入りが多い所はそれなりに問題があってのこと。
組織を離れる人たちには新たな未来が待っているので、
仮に後ろ髪を引かれる思いがあっても気持ちよく送り出したいものです。
(まぁ暫くするとそういう思いも薄れて日常が過ぎるのですが)
大抵、人員減に伴い補充が行われるものですが、
期待も相まってとかく、新しい人に目が行きがちです。
でも...
まだ、そこにとどまり、組織を支えていてくれる人が居ることが
【あたりまえ】になってはいないでしょうか。
そういう人たちは、日々自分の与えられた役割を淡々とこなしているので、
周囲は水が流れる如く、呼吸をするが如く、「あってあたりまえ」の存在に
なりがちです。
そういう人たちがとても大切なのに。
組織は人に支えられています。
一人一人の働きが大小あれどそれは貴重な労力です。
誰を何を大切にするか。
それはその組織の本質をあらわすものだと思うのです。
凛子