喜びは分かち合うことによって倍になり、
悲しみは分かち合うことによって半分になる。
by イギリスのことわざ
他人の喜びを聞くとこちらまで心が温まり「よかったねぇ」となるように、
悲しみも、自分の内に留めることなく他者と分かち合うことでそのストレスが軽減され気持ちの整理がついたりするものです。
個人的には、【喜び】は自分だけでほくそ笑んだり、しみじみと一人でかみしめるのも大いにアリだとは思います。
一方【悲しみ】に関しては、独りで抱えるよりも、心許せる誰かに語ることでその後のパフォーマンスに違いが出るように感じます。(勿論、悲しみの種類にもよりますから全てに該当するとは申しません)
悲しみは、独りで抱え込んでしまうと時に良からぬ方向へ事が発展してしまうことも。
どんどん自分の思い込みで自らを追い込んでいく。
そうなってからの修正はなかなか難しい。
悲しみを分かち合うのは「自分だけではない」という確認と「大変だったねぇ」と労うこと。
喜びも悲しみも分かち合うためには共感力が必要。
相手の立場になって共に喜び共に泣く。
これが、当事者を元気づける何よりの贈り物なのかもしれません。
凛子