《何のために働くか》
売上至上主義の組織になると、どうしても数値目標をクリアすることや個人のノルマに重きが置かれ達成・未達成で個人や属する部署の評価に直結しがちです。
得てして、そのような組織では従業員の『やらされ感』の空気が流れ淀み皆がおとなしく疲弊気味でもあります。
昨今巷を賑わせているのは、ノルマ達成のために不正や偽装・ハラスメントが常態化していたことが次々に露呈されています。
氷山の一角です。
身近でもなくはない話。
過度なプレッシャーが人に与える影響は決して小さくはありません。
もちろん業績の安定なければ従業員に支払われるべきものが滞るばかりではなく、組織の存在そのものも脅かされるので、資本主義の世の中では経営に無頓着ではいられません。
働く側も、単にお金の為・生活のためのライスワークでは、割り切り感が強く人相手のサービス業などでは質の低下が否めずなところも。
【目の前にいる顧客(患者さん・様)が安心や納得ができるもの・こと】
【共に働く従業員や仲間も安心・納得して働くためにできること】
この二つをいつも念頭に仕事をすることの対価が売上であり報酬なのではと改めて考えます。
時にその対価は
「ありがとう」とか
「気持ちが良かった」
「ここに来てよかった」等の
プライスレスで何よりも私たちに働くことの意義を教えてくれる言葉を得ることができるのです。
そういう仕事が出来ている人は幸せだと思いませんか?
凛子