《役割を伝え教える》
他人の行動は何かと気になるものでして。
それが職場で従業員や後輩の仕事ぶりだったりすると余計に。
少しでも早くとか
少しでもより良くとか
少しでも自分が思っている・求めている役割を求めてしまうから。
大事ですそういうことは。
それが業務を滞りなく進めることになるのですから。
しかしながら
その気持ちがついついはやると、相手の行動にケチが付きがちです。
「まだできてない」
「どうしたらそうなるの?」
「こうしてもらわなければ困る」等ど
一見、良からぬ、その場にあってはならない状況に出くわすと大抵教育・指導・注意としてこういう言葉も出てきがちです。
そうなのですが。
それ、いちいち自分が目にする度に言っていたら、言われた方は混乱するだけですから。
人の行動にはそれぞれの理由があります。
つい、【言い訳】として捉えられるものも、【その人の状況説明】としてまずは確認してみるのはいかがでしょう?
理由も聞かず自分が見たその一場面だけを切り取って、それが『よろしくない』言動と決めつけ一刀両断は時期尚早。
もちろん業務に支障のあるよろしくないことは直ぐに修正しなければなりません。
それが相手あってのことであればなおさら。
そうであれば
自分が「こうあって欲しい」「こうして欲しい」という【求める役割・あるべき姿】を事前に・ことある毎に伝える必要があるのではないかと考えます。
それから言動を観察し、当人が求められている役割を理解しているかを判断できます。
そこで逸脱した行為があれば、都度修正をかければよいのです。
求められていることが理解できていなければ、当然その行動にはこちらの想像を超えた言動があるものです。
皆が皆同じように行動するわけではありません。
凛子