凛子のつれづれ

歯科で働くこと・組織の在り方を気ままに書いています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

今週のコトバ

物事に敏感で 自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。 気が小さいことは人生の武器なのです。 by 斎藤茂太 細心の注意とか 細心を払う それは、どちらかというと『常に最悪を考えて行動する』ことに直結すると考えます。 最悪の事態を避…

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《埋まらない溝》 立場の違いは視座の違い。 ついつい自分の置かれた立場で物事全般を見てしまいがちになるので、職場であれば上司(院長)や同僚に対する見方にバイアスがかかってしまいます。 あるあるある。 よくあること。 ただ、絶えず自分の視座だけで物…

今週のコトバ

失敗はない 学びと発見があれば by アンミカ ポジティブマインドな発言で知られるアンミカさんのコトバです。 共感しかない。 失敗というコトバがネガティブな印象を与えがちですが、失敗にはそれなりの原因あってのことなので、それを振り返り、次につなげ…

つれづれ80 何に重きをおくのか

仕事をする上で大切にするもの、絶対譲れないものは実に人それぞれです。 同じ職場でも大切にしているものが皆同じだとは限りません。 もちろん同じ傾向の人もいるでしょう、そういう人たちが集まった組織は視座が同じなので結束力も強いかもしれません。 一…

今週のコトバ

船荷のない船は 不安定でまっすぐ進まない。 一定量の心配や苦痛、苦労は、 いつも、だれにも必要である。 by アルトゥール・ショーペンハウアー(ドイツの哲学者) 重荷を積んだ船が安定している様に、 人も悩みや心配事、嫌な思い、苦労などの【経験という荷…

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《教えることの難しさ》 人を育てる・教えることってそう簡単なことではありません。 教え方によっては育つものも育たなかったり、すぐに辞めてしまうこともザラ。 人手不足の世の中に、直ぐに新しい人・次の人が来るとも限らない。 そんな保障どこにもない…

今週のコトワザ

主人はたいてい、 その家の一番偉い召使い by イギリスのことわざ だそうですよ・・・ 組織のトップになると、その近いポジションになると、 どうしても、その役割上、 下に・裾野に指示命令を下さざるを得ず、決して【偉い】訳ではないけれど偉い感じになっ…

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《守破離ではあるけれど》 芸術・文化に限らず、物事を体得するには守破離は大事。 まずは基本の型を徹底的に守ることは必須ですし、 基本を会得しないうちに自分オリジナルに走ってしまうと【形無し】になり後々壁にぶつかることも。 ベテラン職人であった…

今週のコトワザ

学問なき経験は、 経験なき学問に勝る。 by イギリスのことわざ いくら知識が豊かでも、それを実際活かすことができなけば宝の持ち腐れというもの。 仮に知識がなくても、実際身をもって失敗しながらでも経験する事で知恵がつき、いつの間にか頭でっかちの未…

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ヒマより忙しい方が 楽な仕事・ヒマな仕事を求める方もいらっしゃいます。 それは一つの考え方・人生なので、否定するつもりはありません。 が。 なんかね、もったいないとは思ってしまうのは余計なお世話でしょうねきっと。 楽な・ヒマな仕事から学べるもの…

今週のコトワザ

間違いをせずに生きるものは、 それほど賢くない。 byフランスのことわざ 間違わない・失敗しないに越したことはないけれど、 間違える・失敗する経験は人を成長させるはずです。 一方、順風満帆に・満帆【風】に過ごしてきた人は、 何が悪くて、どうすれば…

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《脅さない》 コミュニケーションの大前提として【否定・批判をしない】と言われています。 そりゃそうだ。 確かにそんなことしまくっていれば、瞬時にその関係は崩壊です。 恐れや不安から不信に繋がっていくわけです。 個人的にはそれにプラスして【脅さな…

今週のコトバ

失敗したわけではない。 それを誤りだと言ってはいけない。 勉強したのだと言いたまえ。 by トーマス・エジソン かの発明家も、2万回の失敗の末に45時間点灯する電球を開発したのだそうです。 2万回の失敗・・・数えることが凄いのですが。 失敗は決してネ…

つれづれ79 チーフ業③

院長・経営者が【何を言わんとしているか】を把握する必要のあるチーフという業。 これは別に忖度せよとか媚び諂うとかではありませんから。 念のため。 それでは、いったい誰のためのチーフなのかって。 そんなことをしていては組織はいつまで経っても変わ…

今週のコトバ

話せばわかる 人柄は話し方 by 凛子 私に限らず多くの方はお分かりだとは思うのですが。 相手を、その人を知るには『何を話すか』よりも 『どう話すか』を観察することではないかと。 どんなに立派なことを仰っても、否定や批判めいた言葉が散りばめられてい…

つれづれ78 チーフ業②

学校や社会でもなかなか教えられぬまま【中間管理職】という一番難しい職を任される人たち。 残念ながら、任を与えた側も今一つ何をして欲しいのかが明確でないと余計にチーフたちは八方ふさがりで。 大抵の中間管理職的なポジションは組織の中で貴重な1プレ…

今週のコトバ

性に合わない人たちと付き合ってこそ、 うまくやって行くために自制しなければならないし、 それを通して、 われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するものであって、 やがて、 誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ…

つれづれ77 チーフ業①

好き好んでなった訳ではないポジションですが、託された役割は実に多岐に渡ります。 いかんせん、『チーフは何をどうすればいいのか』をざっくりはあっても具体的には教えられぬままチーフ業は突如としてスタートするわけです。 心の準備もそこそこに。 場合…

今週のコトバ

あなたにとって最も人間的なこと。 それは、 誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。 by ニーチェ 人前で叱責したり ミスを責め立て撃沈させたり 相手に嘲りや侮辱めいた表現をつかう・・・ いつの時代にも、どこにでもみられること。 ではあるけれど、…

つれづれ76 チーフ・リーダーという立場

今回からしばらく【チーフ・リーダー】と言われる人たちの仕事について綴りたいと思います。 歯科医院という組織の中でも従業員が複数になってくると『スタッフをまとめる』という名目でチーフ・リーダーのポジションが【誰かに】与えられます。 大抵、誰も…

今週のコトバ

誠実でなければ、 人を動かすことはできない。 人を感動させるには、 自分が心の底から感動しなければならない。 自分が涙を流さなければ、 人の涙も誘うことはできない。 自分が信じなければ、 人を信じさせることはできない。 by ウィンストン・チャーチル…

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《加点か減点か》 他人を評価するときに、簡単でやりがちなのは減点法。 出来ていない・ダメな所を見つけるのは、ネガティブに目がいきがちな人間だもの、ついついマイナス評価から入ってしまいます。 しかしながら、一度その評価をされてしまうと、なかなか…

今週のコトワザ

喜びは分かち合うことによって倍になり、 悲しみは分かち合うことによって半分になる。 by イギリスのことわざ 他人の喜びを聞くとこちらまで心が温まり「よかったねぇ」となるように、 悲しみも、自分の内に留めることなく他者と分かち合うことでそのストレ…

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ズレ

今週のコトバ

第三者の評価を意識した生き方はしたくない。 自分が納得した生き方をしたい。 by イチロー 周囲や相手の評価を気にしてばかりだと、 その口で語ることや、行動がこびへつらうものになりがち。 本心とは裏腹に。 他人の評価はある意味必要なものではあるけれ…

つれづれ75 共感・共鳴・同期・同調

常々気になる言葉があり、今回はそれについて。 知っているようで実は意味を知らずに、時に間違って使っている言葉ってたくさんあります。 共感・共鳴・同期・同調の意味ご存知でしょうか? 【共感】 他人の体験する感情や心理状態あるいは主張などを自分も…

今週のコトバ

絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、 自分らしくあり続けること。 それがもっとも素晴らしい偉業である。 by ラルフ・ワルド・エマーソン (米国の思想家・哲学者・作家) 『自分らしさ』ってなんだろう?と若い時には考えるものです。 なかなか…

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《スキルってなんだ?》 スキル(英語: skill)とは通常、教養や訓練を通して獲得した能力のことである。日本語では技能と呼ばれることもある。生まれ持った才能に技術をプラスして磨きあげたもの、たとえば音楽家の作曲能力なども含む。 ウイキペディアより…

今週のコトバ

珠玉の時間を無為に過ごさないようにと、 注意を受けたことがあるだろう。 そうなのだが、 無為に過ごすからこそ 珠玉の時間となるときもある。 by ジェームス・マシュー・バリー (英国の劇作家・童話作家) 一日の時間は限られているので、ムダにすることな…

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『言い換えの話』 ビジネス書の類にしてよいのか? 「言い換え図鑑」 「大人の言い換えハンドブック」 「言い換え辞典」等々・・・ 巷では【言い方】で誤解を与えたり、損をしないために言葉の使い方にフィーチャーした本が多くあります。 それだけ【言い方…